つづきです。



彼氏は穏やかで心が広くていつもわたしを笑顔で受け入れてくれるひとでした。

一方、好きなひとは、基本的にはやさしく笑顔で話かけてくれて気づいが感じられる言葉を言ってくれるようなひとですが、ほんのちょっとだけ気まぐれなところがあるひとでした。

ほんのちょっと気まぐれなひとだったので、わたしは彼の態度に一喜一憂する日々でした。

あまり相手にされない日がつづくと“もういいや…”って思うのですが、そう思ったころに、また笑顔で話しかけてくる。

だからわたしは彼のことをどんどん好きになってしまいました。

ただでさえ恋愛には消極的なわたし。

気まぐれなあのひとに積極的にアプローチするなんて、むりでした。

だからわたしは、本当にひっそり想うだけ、でも奇跡が起きますように!なんて願っちゃってる、まるで中学生みたいな片想いをしていました。

夢見がちなわたしは最後の最後まで奇跡が起きるのを期待しました。

でももちろん、最後の最後まで奇跡は起きませんでした。

彼に会える最後の日、ちょっとだけアプローチ的なことをしようとしたけれど、タイミングが合わず失敗。

そういう運命だったんだ、って思います。

そしてわたしは自分の中で、ひそかな片想いを終了させました。

会えない日々がつづけば、忘れていくと思います。

そして距離をおいていた彼氏は、わたしがどんなに冷たい態度をとっても、まだわたしを待っていてくれています。

あのひとは、気まぐれだったけど、だからこそドキドキするひとでした。

彼氏にはドキドキ感は全くありません。

そのかわりに安心感があります。

結婚するなら彼氏のようなひとがいいだろうという考えは、まだ変わりません。

さて、これからどうしよう…。

コメント

ティーちゃん
2010年7月3日21:54

超わかります!

究極の選択ですね〜

花恋
2010年7月5日9:32

ティーちゃんさん*
コメントありがとうございます!
彼をキープしつつ好きなひととうまくいきたい…みたいな時期もあって後ろめたさもあったのですが…共感していただけてうれしいです*
ほんと究極の選択です!
ドキドキ感も安心感も両方あるひとだったらいいのにな…ってぜいたくですかね(笑)。

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